きまぐれWindowsTips「WindowsメールからOutlook Expressへ戻す方法」
まっとうな扱い方を紹介するならVistaからXPへの環境移行などないはずなのだが、
意外にVista環境からXPへ移行させたいユーザが多いことに最近気づいた。
だからまずはメール環境の移行方法について説明しよう。
VistaとXPの文字セットの不可侵ぶりはもはや負の常識と化しているが、
メールはその最たる難関でもある。
まず文字セットの仲の悪さは最悪である。
まずアドレス帳だけでも相互間で文字化けする。サポートしている文字形式にズレがあるためである。
VistaはUnicodeと呼ばれる形式をサポートし、XPではシフトJISという形式なのだ。
そこでアドレス帳の移行では、まずCSV形式にてエクスポートしたファイルを一旦テキストエディタ
(ここではterapad【寺尾 進氏作】を使った)でエンコードをXPでの読み込みに対応したシフトJISに変換する。
そして変換されたCSVをあらためてOutlook Expressで取り込む。
ここまででも十分に面倒だがメッセージの移行はもっと面倒だ。
Windowsメールより、「ツール」→「オプション」→「詳細設定」→「メンテナンス」→「保存フォルダ」より、
メールメッセージが保存されているフルパス(在りか)をコピーして、エクスプローラのアドレス欄に貼り付けて飛ぶ。
そのフォルダにはVistaしかわからない迷惑なフォルダごとにメッセージが割り当てられている。
メールメッセージそのものは叩けばビューワで開くものなので、Windowsメールのフォルダに登録されている本文の内容からある程度は追えるだろう。
どのフォルダがどこにあてはまるか把握したら、構成設定ファイルを除く(加えるとエラーとなるため)ファイル全体をフォルダから直接選択し、コピーする。
USBメモリなどの移動体に貼り付けて自分がわかるようにフォルダ分けしておく。
XPへ移動したらOutlook Expressを開き、あらかじめVistaのときと同じようにフォルダを手動で作成する。
終わったらUSBメモリなどから対象のフォルダへ直接ドラッグ&ドロップで移行させよう。
とまあこんなに面倒なのである。Microsoftの進化という名のついていけない改革にはうんざりしてしまうが
そもそものプログラム仕様が異なるのだ。そこまで壁ができるのがわかっているのなら中間の階段か踏み台くらい用意してほしいものである。
あくまで使うのは消費者なのだから。
PS.ちなみにアカウント情報はそのまま移行できない。iniファイルにして編集すればなんとかなるのだろうが、
あまり危険なマネはしないほうがよさそうなのでここでは紹介しない。
アカウントだけは素直にウィザードから入力、作成しよう。









