Vistaは罠が多い。その一つを紹介しよう。
WindowsVistaのようなセキュリティに対し堅牢なOSで、ログインパスワードなど忘れようものなら一大事だ。
WindowsXPのように誰でも知っているセーフモードでのAdministrator権限でのログインなど許してはくれないからだ。
では、Vistaではどのような手順でパスワードを解除するのだろうか。以下で解説する。
ログイン画面で複数回パスワードを誤った場合、それ以上入力を試行することができなくなってしまう。
管理者ではないユーザがパスワードを忘失してしまった場合は、Administrator権限を持った管理者が管理者アカウントをもってそのユーザのパスワードをリセットすれば良い。
しかしMicrosoftならでは、意地悪なことにご多分にもれずVistaのエディション(バージョン)によってこの機能は使用できない。そう。コンシューマエディションであるWindows Vista Starter、Windows Vista Home Basic、および Windows Vista Home Premiumでは用意されていないのだ。さすがTHE自己責任OSである。
また、一般的にありえないと思うが、パスワードリセットディスクを使ってパスワードをリセットする。
この操作はウィザード(次へ次へ)形式なので迷わずリセットできよう。
ちなみにAdministrator(管理者)がパスワードもヒントすら忘れた場合、残念だが解決の余地は少ない。上位OSにかかわりなく必殺のリカバリーとなる。管理者自身がユーザなのだから致し方ないといえよう。
このように、Vistaでは以前にも増して管理者という立場に非常に重きが置かれている。責任も非常に大きい。
なお、管理者権限にてパスワードをリセットできた場合でも、暗号化された個人情報を含むファイルにはアクセスできなくなってしまう。メールなどもちろんだ。
Microsoftが謳っているVistaの新しい機能はユーザが理解していることが前提となっている。この点、十分注意されたい。
事前策として個人一人で使う場合でも管理者アカウントをもうひとつ作っておくのもいいかもしれない。









